撮影よもやま話(ピアノ発表会準備)


少人数でも先に依頼して頂いた方に自分が行きます。

とてもよくあるパターンですが自分が15名で撮影が入っていて、その後同じ日に25名で撮影が入るなど、撮影が重なる事がよくありますが、人数が多い方に自分が変更する事はありません。そう言う時はスタッフカメラマンに行ってもらいますが依頼された先生にはその事をちゃんと説明致します。近年は、とにかく「安ければ良い」とか「集合写真の他に2枚あれば他はいらない」など、コチラとしてはとても寂しいご意見も伺います。ただ、どちらにせよ写真を撮るなら後々何回も見れるものが多い方が結果的にオトクだと思いますので、その辺もよくお考えになってカメラマンをお決めになって下さい。t-photoのスタッフカメラマンはサービス精神旺盛でみんなお子さんもいます。


お客様(先生)からの声

私は年に1回、今年で16回目の発表会をやっていますが、この3年間良いカメラマンに会えなくて、毎年違うところにお願いして来ました、今回こちらのホームページを姉が見つけてくれて頼んでみようと思いました。

発表会の本番だけでなくリハーサル中もずーっと撮っていただき、今までとは違う写真が撮れているんじゃないかと期待はしておりましたが、送られて来た写真データをパソコンで見て、正直ここまで撮る方によって写真が違うのか、、と言うか、プリントしたい写真が多くて選ぶのが楽しいというか、、驚きました。

というメールをいただきました。なかなかこれほど賞賛される事はあまりないですが(それでもこの内容の7割くらいの評価はいつももらいます)発表会の朝に、先ほどの毎年カメラマンを変えているという話を聞いて、これはなんとか喜んでもらう写真を撮ろうと思ったのと、もうひとつは先生にもその時に言いましたが、「派遣型のカメラマンだと上手く撮れても撮れなくても、そのカメラマンに払われるお金は同じですし、そもそも安いので良く撮ってもらうのはむつかしいでしょう」と説明しました。現在はネットで何でも最安値を求める風潮がありますが、技術料(撮影)はモノではないので、安いとテキトーにクレームが出ない範囲の撮影になりがちです。やはり年に一度の発表会ですから顔が小さくて誰が弾いてるかわからない写真と集合記念写真だけでは親御さんは納得しないでしょう。


リモートカメラの話、プリントかデータか、など、、

t-photoではピアノ演奏本番中のリモートカメラを売りにしていますが、これが中々自分以外にやる人がいなくて、せっかくお問い合わせいただいてもスケジュールが重なって受けられないことも多いです、いずれはオプション料金にしてリモートカメラが無くてもいいという発表会には他のスタッフに行ってもらうような形にしようかとも思いますが、、、また、撮影料金ですが、「データ納品します」とうたっていてもデータよりプリントが欲しいという先生もまだまだ多く、人間はモノにはお金を払うけど、かたちになってないもの(データ)にお金を払いたくない習性が強いことが実感できます。笑 また、このことは今までピアノの発表会の写真が、学校写真や写真館をやられている方の撮影が多く、そのジャンルでは「プリントは売るが、データは渡さない」という観念のもとに成り立っていて、永年ピアノ発表会もそう言う環境だったので、データを買う良さがわかる先生や親御さんはまだ半分くらいなのかもしれません。やはり比較的若い先生だとデータが嬉しいと言う方が多いですね。いずれにせよt-photoではデータで納品して写真番号を選んでもらいその後に通常の街の写真屋さんと同じ価格でプリントを販売しています。これってとってもユーザーさんはオトクだとおもうんですがその良さがあまり伝わらないというか結局先生がデータを親御さんに分けるのが面倒で出来ないというのもあるのかもしれませんねぇ〜。


この25年の、カメラマン機材の移り変わり

カメラマンが仕事(雑誌取材や商品撮影など)に行く時に以前のカメラはフィルムを使っていたので撮影には必ず露出計(ストロボメーター)とポラロイド(すぐその場で見られるテスト写真)を忘れずに持って行くのが習慣になっていました、あたりまえですが、フィルムは現像するまでどのように写っているかわかりません、しかし現在はその2つとも必要無くなってしまいました。(その場でカメラのモニターに写るから) なのでフィルムから仕事していた人間は、いつも撮影に行く時は何か忘れている気がしてならない訳です 笑 その代わりにPCや電源コードなど昔は必要無かったものもあります。まさにアナログからデジタルに変わっていったわけですね。また、デジタルカメラは一生分のフィルムがそのカメラの中に入っていると考えることができます。技術の進歩が速くデジタルカメラも5年前のものと今のものでは、遥かに良くなっています、大きくはフイルムにあたるところです、高感度になりました、ピアノの発表会を撮影するのにもその高感度が大きく出来映えを左右しています。それともうひとつはカメラのシャッター音です、ここ数年、音の静かなものが出て来てました。ピアノ発表会、バレエ発表会など舞台写真はデジタルカメラになって品質がとても良くなったと思います。時代の変化とともに撮影の道具も変わっています。


リモートカメラの経緯

舞台からのリモートカメラをはじめたのは2014年頃からですが最初はただのシャッターを押すだけのリモコンで、最初にセットしたらピントは動かせず固定で、どのように写るかは、発表会が終了してカメラの中のデータを見るまではわかりませんでしたが、それでも失敗は無くお客様からはただ写真を見せた時にビックリされていました。このときは、まだ、お客様には特にアピールせずに当日、ピアノの横にカメラをセットして、試写し、こういう絵が撮れますが、いかがですか!?という感じでお勧めしていました。しかし何か自分の中でもう少し確実なものにしたかったので、良い方法が無いか模索していたところ、そのうちに商品撮影でカメラとパソコンのあいだをそれまではケーブルでつないでつかっていましたが無線機能でできるようになり、コードを足でひっかけることも無くなり、電波の届く距離はどれくらいなのか?そんなに遠くまで飛ぶかな!?と思い今度は実際にピアノ発表会のホールに持って行き使ってみると、ちゃんと作動し、それからは連弾の時に手前の奏者、奥の奏者とそれぞれピントを合わせて撮影できるようになり、また、カメラメーカーが提供する無線ソフトも信頼性が上がり、写真のクオリティも上がりました。